Repro Boosterという製品を通して、サードパーティとしてサイト高速化の機能を提供しており、その一環として Speculative Rules を使って Prerender を実施しています。サードパーティとして提供するにあたり、通常とは異なる使い方をしている点もあるとは思いますが、ここではサービスの詳細な説明は省きます。
<script type="speculativerules"> はDOM上に10件までという制限があり、これを超えて挿入しても Prerender はトリガーされない仕様かと思います。DOMに存在する <script type="speculativerules"> を削除すれば、追加分の Prerender を発火させることはできますが、そうすると削除された rule によってトリガーされた Prerender Cache は stale となってしまっています。
単一のページにおいて10件以上の Prerender を発火すること自体がアンチパターンと言えるかもしれませんが、Prerender時の img[loading=lazy] にも対応したとのことで、適切なページで使えば Prerender 1回あたりの端末側のネットワークおよびCPUコストは十分に抑えられると考えています。ページあたり10件の制約をもう少し緩和できると嬉しいです。
あるページから Prerender を発火しても、その元ページにアタッチされたDevtoolsでは Prerender によってロードされたリソースを知ることができない、と認識しています。このため、Devtoolsではなくローカルプロキシを立ち上げてネットワークを観察したりデバッグするのですが、これがDevtoolsで実現できると嬉しいと思っています。例えば ServiceWorker 用の network inspector が独立してあるように、Prerenderに伴うログだけが見れる方法があると便利だなと思います。