Quartoで日本語の作図を伴うHTMLファイルの出力.qmd

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title: "Quartoで日本語の作図を伴うHTMLファイルの出力"
format: html
editor: source
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```{r}
library(ggplot2)
library(palmerpenguins)
```

```{r}
#| warning: false
p <- 
  ggplot(penguins) +
  aes(x = bill_length_mm, y = bill_depth_mm) +
  geom_point(aes(color = species, shape = species)) +
  geom_smooth(method = "lm", aes(color = species), se = FALSE) +
  labs(
    title = "ペンギンのくちばしの長さと深さの関係")

p
```

フォントを指定しないと「豆腐」になる（予想通り） なお、RStudioではグラフィックスデバイスのバックエンドの種類で `AGG`を指定していると文字化けしない。一方、それ以外のバックエンドの指定やPositronでは豆腐になる。

フォントの指定は`theme_*()`関数の引数`base_family`で指定する。例えば、以下のように指定する。

```{r}
#| warning: false
p + 
  theme_gray(base_family = "HiraKakuProN-W3")
```

ここではmacOS標準の日本語フォントである「ヒラギノ角ゴ Pro W3」を指定するために、`HiraKakuProN-W3`を指定した。


showtextパッケージを利用することで、Googleフォントの指定も可能になる。
次の例は、同じく日本語フォントの「Noto Sans JP」をグラフ内で利用するものである。

```{r}
#| eval: true
#| echo: true
library(showtext)

sysfonts::font_add_google("Noto Sans JP")
```

```{r}
#| warning: false
p +
  theme_gray(base_family = "Noto Sans JP")
```