Typst:Typst上でKaTeXを動作させる
準備:
- KaTeXのReleaseのページからリリース版アーカイブを取得する。
- アーカイブ中から
katex.min.js
ファイルを抽出する。
パッケージとしてローカルにインストールする場合:
katex.min.js
をk-tie.typ
と同階層に置く形でローカルレポジトリにインストールする。
パッケージの読込は以下の通り。
#import "@local/k-tie:0.2.0"
単純にモジュールとして使用する場合:
katex.min.js
とk-tie.typ
をカレントディレクトリに配置する。
モジュールの読込は以下の通り。
#import "k-tie.typ"
to-mathml(«LaTeX記述», …)
[str]: LaTeXコードをKaTeXを用いてMathMLコードに変換する。«LaTeX記述»
は複数指定可能(可変長)で、改行区切りで連結した文字列がKaTeXに渡される。«LaTeX記述»
[str|content]: LaTeXコードの文字列。str値またはrawテキストで指定する。
to-string(«LaTeX記述», …)
[str]:to-mathml
でMathMLに変換した後に、結果のMathMLデータに含まれる文字だけを抽出した文字列を返す。«LaTeX記述»
[str|content]: LaTeXコードの文字列。str値またはrawテキストで指定する。
dumb-parse(«MathML記述»)
[str]: MathMLデータの中の文字だけを抽出して文字列に変換する。«MathML記述»
[str]: MathMLデータの文字列。