LaTeX: 数式中でフェニキア文字を出力する
- フォーマット: LaTeX
- エンジン/DVIウェア: 不問
- 依存パッケージ:
- archaicパッケージ
※このパッケージが収録するフェニキア文字フォントを使用している。
- archaicパッケージ
*.sty
→ $TEXMF/tex/latex/tcmathphnx/
MITライセンスの下で配布される。
\usepackage{tcmathphnx}
数式中において\phnx~
という命令でフェニキア文字を入力できる。
~
の部分は当該の文字の名称(aleph
、beth
、…)を入れる。
※文字名称はphoenicianパッケージで使用しているものに合わせている。
vaf
とvav
はvavの異なる字形を表す。
具体的な命令名は以下の通り。
\phnxaleph
\phnxbeth
\phnxgimel
\phnxdaleth
\phnxhe
\phnxvaf
\phnxzayin
\phnxheth
\phnxteth
\phnxyod
\phnxkaph
\phnxlamed
\phnxmem
\phnxnun
\phnxsamekh
\phnxayin
\phnxpe
\phnxsade
\phnxqoph
\phnxresh
\phnxshin
\phnxtav
\phnxvav
この他に、\phnxAleph
、\phnxBeth
のように
「文字名の部分を大文字始まりにした名前の命令」があり、
これは「左横書き時の字形」を出力する。
- Version 0.2 〈2025/07/13〉
- 最初の公開版。
Takayuki YATO (aka. "ZR")
https://github.com/zr-tex8r